
Best of CES 2017
LQは、約400人の開発者によって、2万以上のパーツから作られました。五感フィードバック機能を備えており、あなたの表情やYUIとの会話を通じて、シートのリラックス機能や音楽、車室内イルミネーションなどをオートで作動させます。AR-HUDによるドライバーへの注意喚起や、YUIを起点に車両内外をシームレスに連続させる「INSIDE OUT」思想にもとづく意匠など、トヨタの技術を結集させた最先端の機能を持っています 。
Best of CES 2017
五感フィードバック機能
INSIDE OUT
自動運転
AR-HUD(拡張現実ヘッドアップディスプレイ)
インビジブルレジスタ
無人自動バレーパーキングシステム
大気浄化塗料
DMD式ヘッドライト
2017年に開催されたCES(世界最大のコンシューマーテクノロジー見本市)で、LQは「TOYOTA Concept-愛i」という名称で発表され、Best of CES賞を受賞しました。当時のコンセプト映像を以下からご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=JOaGTIVyS6U
車内に搭載されたモニターカメラによって、LQは乗員の感情推定や覚醒度推定を行います。その状態に応じて、シートのリラックス機能や覚醒機能、アロマディフューザーなどをオートで起動させます。また、YUIが乗員に話しかける内容も、状態によって変化します。
LQには、YUIが車両内外をシームレスに移動可能となるように「INSIDE OUT」というデザイン思想が取り入れられています。外側から内側にフォルムが潜り込むようにドアパーツを透明化するなど、内と外が有機的に繋がるデザインを実現しました。
LQはSAEレベル4相当の自動運転技術を搭載しています。レベル4は、ある特定の場所において完全な自動運転を実現します。この自動運転は、トヨタYUIプロジェクトTOURS 2020のFuture Driving Tourにて実際に体験していただくことができます。
AR-HUDは、走行速度や車線案内、さらには周辺の車両や歩行者、信号機や標識などにARを重ね合わせて表示する技術です。これによりドライバーが前方から視線をずらすことなく安全に周辺状況を認識しやすくなります。トヨタYUIプロジェクトTOURS 2020のAR-HUD Technical Sessionにて実際に体験していただくことができます。
LQは、機能部品をなるべく見せないという設計コンセプトに基づき、冷房や暖房などのエアの吹き出し口(レジスタ)が目に見えない位置に配置されています。これにより見えない場所から風が吹いて来る不思議さを体験していただけます。
LQは、駐車場のカメラなどのインフラと協調することにより、無人自動バレーパーキングを実現します。無人で、しかも隣のクルマとの距離20cmでの駐車を可能とすることで、駐車場のデッドスペースをなくすことができます。トヨタYUIプロジェクトTOURS 2020のAuto-Valet Parking Technical Sessionにて実際に体験していただくことができます。
LQには大気浄化塗料を施しています。温暖化ガスの一つであるオゾンをMnO2の酸化還元反応を用いて分解して、走るほどに空気をきれいにします。
LQはヘッドライトの光を路面に照射して、メッセージやビジュアルを表示させることができます。これにより、歩行者とのコミュニケーションや、ドライブ時のさらなる安全確認などが可能となります。